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Violaceo Luna


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16ブロック




「16ブロック」オフィシャルサイト



2006年 アメリカ

101分


監督 : リチャード・ドナー

出演者 : ブルース・ウィルス、モス・デフ、デヴィット・モース






作品概要


非番に同僚の代わりとして仕事を引き受けたジャック(ブルース・ウィルス)。
それは警察に収容されていたエディ(モス・デフ)を裁判所の法定まで護送するという内容のものだった。
警察から裁判所までの距離は、たった16ブロック先。

ほんの十数分で終わるはずの仕事だった…。

しかし、その道中でエディが何者かに命を狙われる。
訳が分らないまま逃げまどい、どんどんと深みにハマっていく二人。
果たして16ブロック先まで無事に辿り着くことができるのだろうか。





ケースケ的見どころ&感想



今日は先に見どころから。
この映画の一番の見どころは、開始数十分かで訪れる銃撃戦のシーンです。
ブルース・ウィルスにアングルが寄り、彼の周りをカメラが一回転するアングルで描かれています。

これが非常にカッコイイ!

このシーンのカッコ良さは後からジワっとくるので、感想のところでも少し語ります。

もうひとつの見どころは人の心理状況の変化を描写するシーンが多いことでしょうか。
知的な部分よりも感情的な部分で、公的なことよりも私的な理由で動くので顕著に表現されています。
言動と同時に表情、行動なんかにも注意してみると楽しいかもしれません。



感想なんですが、この映画のテーマは 「人は変わることが出来るか?」 というものだと感じました。
実際に作品中にも何度かこの台詞が出てきます。

ストーリーにも書いたように、この護送するモス・デフ演じる「エディ」は収容されていた人物なんです。
罪状は一応、強盗や暴行ということらしいのですが、犯罪者には違いありません。
しかし、今回の法廷で証言をすれば釈放されることで希望を持ち、人生をやり直す夢を持っています。
そしてその夢を嬉しそうに何度も語るんですよね。
しかしそこで主人公のブルース・ウィルスは「人は変わらない。犯罪者は犯罪者だ」と言い放ちます。

ところが作品が進めば進むほど、ブルース・ウィルス自身が変わっていきます。
最初は冴えない中年のオッサン警官なんですが、次第にカッコヨクなっていきます(笑)

作品の中で一番の大きな転機を迎えるシーンは、先ほど見どころにも書いたブルース・ウィルスの銃撃シーンです。
ただのオッサンから「正義感の強い警官」になる瞬間を描写している様に感じます。
だからこそ、この作品を観終わったとき、そのシーンのカッコ良さがジワジワっと来るんじゃないかと思います。


人が変わる転機というのは、その人が諦めない限り必ず来るものなんだと感じさせる映画です。




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